錆鐵の家具
2006年 11月 20日鐵器は、錆びないようにと手入れしながら使っているのですから、錆鐵という言葉をどう考えようかという方もおられると思います。
ここでご紹介するのは、盛岡出身の岩清水久生さんによるデザインの錆鐵の家具。
錆びて朽ち、自然に還る「滅びの美」を表現するという岩清水さんの作品は、しかし端正な形によって「永遠」という額に納められたかのようです。
すべて一枚のいびつな鐵板から切り出された天板をいただくこの家具は、奥行きが15センチと非常に浅いのですが、コンソール代わりに、組み合わせて花台にと様々な使い方ができます。
やはり盛岡にゆかりのある木工作家 藤沢康さんとのコラボレーション。
鐵と木がまるで吸いつくように一体となった、うつくしい家具です。
錆鐵テーブル¥52,500〜¥94,500
by tea-shun
| 2006-11-20 14:10
| モノ好き